気まま主婦の海外ドラマまとめ

暇さえあれば海外ドラマを見漁る日々。せっかくなので個人的な感想や思いのたけをこの場に記していこうと思います。

気まま主婦のネタバレレビュー【シックスフィートアンダー】(SIX FEET UNDER)

多くの米ドラマを見てきましたが

未だにこのドラマを超えるドラマには出会っていません。

 

【SIX FEET UNDER】

葬儀社を経営するフィッシャー家の人生を

5つのシーズンを通して起こる様々な出来こととともに描いている作品

 

何が素晴らしいってまずフィッシャー家やその家族に関わる全てのキャストの

素晴らしい演技とともにみれるそれぞれのキャラクターの弱さ、醜さ、温かさ、人間らしさ

どいつもこいつも本当に人間くさい。

見ているうちにまるで自分の家族や身内のように親近感を持って感情移入してしまう

そしてみんなダメな人間なのにとても愛しくてたまらなくなる

 

そしてこの物語は必ず誰かの〘死〙から始まる。

全員フィッシャー家の葬儀社でお世話になる人なんだけど、老若男女、人生の背景、様々な人がやってくる。

面白いのはこれだけでなく たま~に 横たわってる死人がフィッシャー家に語り掛けてくる笑 

第一話においてはフィッシャー家の主ナサニエルが交通事故で亡くなるんだけど、

とても飄々とした感じでふっとあらわれて息子たちにブラックユーモアたっぷりに話しかけてくる。笑

 

そんな日々〘死〙に関わる中で人生の中での大事なことや道筋をみつけていく

〘死〙の中から様々な答えをみつけて〘生〙きていく

 

そんなドラマ

 

とにかく本当にとにかくすべてのシーズンを見た後

必ずすべての物語を見た後

にみてほしい

最終話

 

素晴らしいです。

こんなにも心揺さぶられ

こんなにも胸にささり

こんなにも美しい最終話は

私はまだみたことありません。

 

彼らすべての人生を知って。思いを感じて

みるからこそ

この感動を味わえるので

100歩譲ってネタバレを見てもどうか映像はスキップしてみないでほしい。

 

5シーズンもあり

激しい展開があるようなサスペンスでもないので

多少中だるみすることもあります

それは認めます

だけども!ほんとに!

本当に素晴らしい作品

 

脚本はアカデミー賞作品である〘アメリカン ビューティー〙脚本家

アラン・ボール

が企画・総製作指揮・脚本・監督をつとめ

エミー賞ゴールデングローブ賞も受賞

 

タイトルのSix feet underの意味は

地面より6フィート下

棺桶が埋められる深さです。

 

HBO作品は好きなの多い