気まま主婦の海外ドラマまとめ

暇さえあれば海外ドラマを見漁る日々。せっかくなので個人的な感想や思いのたけをこの場に記していこうと思います。

【スニーキー・ピート サム シーズン1#5】(Sneaky Pete Sam ) 気まま主婦のネタバレレビュー

スニーキー・ピート

シーズン1 第5話

 

マリウスはエディが足の指を切断されたことでヴィンスに激怒する

気づいたカロリーナはすきをみてマリウスを見つけ慌ててなだめる

マリウスは金もなかった!エディは助からないと自暴自棄になるが

カロリーナは金は消えない探せと告げる

協力はしないと言っていたカロリーナだがマージョリーに会うことを約束する

 

カーリーはマギーの手紙で11歳の誕生日後にピートに何かがあったことを知る

 

ウィンズローはジェームスを尾行しマリウスの居所を探る

 

オットーはオードリーに金庫があかなかったことを問い詰める

するとオードリーは金庫の番号を変えたと告げる

オットーが見ていない隙に

金庫のなかから何かをとりだし持ち出すオードリー

 

ピートとオットーはそれぞれオードリーを尾行していたが鉢合わせてしまい

二人は一緒にオードリーを探ることにする

オットーによると元従業員のサムがライバル会社のAMBに転職したことが

なんらかのきっかけだという

二人は策を練る

ピートがサムの仲間の気を引いている間サムを一人にしオットーと話し合いをさせる

オードリーと寝てるのかとサムに詰め寄るが

サムは否定する

そしてサムはオードリーの金を持っているわけではなかった。

 

テイラーは不倫相手のシャノンと電話している

君の看板を今みているよ

シャノンは今日はショーンがいないの会えない?と聞くがテイラーは断る

看板はAMBの看板だった。そしてショーンはAMBの経営者であった。

 

オードリーの元へサムから電話がかかる

消えた15万ドルについて孫と夫が探りに来たぞと

それからピートは詐欺師だぞと

 

ピートは昼間オードリーが金庫の中身をもって出かけた先を突き止める

そこは質屋だった

彼女はだれかに金をだまし取られて担保品を質屋にいれている様子であった

 

ヴィンスはマッカージーイカサマを暴くためエディを使うことにする

 

カーリーは幼いころの誕生日会のビデオをみてピートは偽物がと

感じる。

 

【スニーキー・ピート 怒り シーズン1#4】(Sneaky Pete The Fury ) 気まま主婦のネタバレレビュー

スキニー・ピート

シーズン1 第4話

 

《※以下ネタバレ》

警察官のテイラーが運転中のある女性をサイレンを鳴らして止める

「止められた理由はわかるな?」

そして車の中で情事に…

テイラーは高校時代の同級生シャノンと不倫していた

 

ところかわってヴィンスのカジノ

ここにきたのはマッカージー。彼はとんだイカサマ師でヴィンスは苦労していた

 

マリウスは酒場でテイラーと飲む

どうにかして車に置き忘れたマリウス名義の免許証を取り戻さないといけない

飲んだ後テイラーの車のタイヤに穴をあけパンクしていると言う

タイヤ交換をするつもりだったが

テイラーはそばにいた若者達の仕業ときめつけ若者をぼこぼこにし

けがをさせ警察沙汰にしてしまう

 

おかげで車は没収されてしまう

 

早朝、ジュリアがランスと一夜を共にしてしまっていた

 

マリウスはケイティと金庫の金を得るために画策を練る

 

ちょうどそのころウィンズローは公園で食事中のジェームスに近づく

マリウスの滞在先を調べるためだ

だがジェームスは教えない

 

オードリーが事務所を出たことを確認しケイティが事務所に残っている

オットーに近づき金庫をあけさせようとするが

金庫の暗証番号がかわっており開けられない

 

そこでマリウスは昔の仲間の鍵師に金庫をあけてくれと頼む

 

カーリーはしつこくピートのことを調べようとする

その中でジュリアから誕生日にみつけた手紙があることを知る

それはマギーがオードリーに書いた手紙だった

手紙にはマギーが家を出た理由はピートに話したと書いてあった

 

金庫をようやく開けようとしていたその時マリウスは

テイラーの同僚に警察署によばれる

警察署に向かうとテイラーに車の中にある不倫相手シャノンの携帯が

ダッシュボードにしまったままだからこっそりとってきてほしいと

頼まれる。ラッキー!♪

これでなんなくマリウス名義の免許証を無事回収できた

 

ようやく金庫があけられたが

中には何もなかった

 

エディが突如ヴィンスに呼び出される

おびえるエディ

昨日屋上でマリウスに電話していたことを知ったヴィンス

ヴィンスはマリウスへの見せしめのためにエディの足の指を切り落とす

 

 

 

 

 

 

 

 

【スニーキー・ピート ミスターサクセス シーズン1#3】(Sneaky Pete Mr. Success ) 気まま主婦のネタバレレビュー

スニーキー・ピート

シーズン1 第3話

 

《※以下ネタバレ》

 

 NY警察のウィンズローがあるバーで男に近づいた

「数日前君と話した男を探している」

バーにいた男は以前マリウス(ピート)がブリッジポートへ向かう際に

道を尋ねるふりをして財布を盗んだ男だった

 

男はピートをしっかり覚えていた。

スリをされ彼をさがしまわりバス乗り場でブリッジポート行のチケット

を買った

と証言

 

ところ変わって

保護観察官、ジェームズバグウェルは今日も保護観察中に違法な行為をしている者を仮釈放取り消しにしていた。自称Mr. Success。

彼の次のターゲットは…マリウス・ジョシポヴィックだった。

 

朝の平和な時間。ピート(マリウス)の元に電話がなる

仮釈放されて丸二日保護観察官に連絡がない、このままだと刑務所に逆戻りだ

今日2時に私のところにこい。

やばい…

 

一方オードリーの行動を怪しんでいるオットーは彼女の眼を盗んで携帯をチェックするとサムに電話をかけていた

 

ピートは早く金庫の暗証番号を知り2時にジェームスの元へいかないといけない

ピートは祖母オードリーが契約しに行くところへ同行したいと申し出る

オードリーから金庫の番号を聞き出す気だ

契約者の元に行くと予想していたより話が長引いている

2時に間に合わない・・・

ピートは価値のないただの置時計を価値があると偽り担保品として持ち帰り

その場を収める

 

やっと終わったと思ったがオードリーは行かせようとしない

結局ケイトに協力してもらいオードリーの上司という設定で

取り繕う

昼食時オードリーに実はあなたを疑っていると告げられるピートは

本物のピートから聞いた思い出話を交えながら涙ながらに20年なかなか連絡できずにいたと語る

(間にジェームズへ時間変更の連絡を入れるw)

忙しいww

 

事務所に戻ったピートはジュリアに外に連れ出される

ちょっと待っててと道路で待たされた直後にピートは何者かに連れ去られる

ヴィンスの手下につかまったと思ったピートは慌てるが

実は

テイラーとジュリアのいたずらだった

テイラーの前でヴィンスと口走ってしまったピートは

慌てて不倫をしている女の夫がヴィンスだとごまかす

そして時間は迫る中ピートは免許証(マリウス名義)を車におとしたままにしてしまう

 

家ではカーリーがピートの部屋を漁っていた

 

マリウスを追ってブリッジポートにきたウィンズローは

警察署でテイラーと会う。

この男を探している…と写真をみせかけた…!!!

その時ウィンズローの元にヴィンスから着信が

マリウスはこれからNY市警に仮釈放の面会にくる

そこで待ち伏せろ…と

 

ちょうどその時監禁されていたエディが脱走しようとしていた

脱走しマリウスに電話をかけたが

今すぐ戻れと言われる

今逃げても追われるだけだ。すぐに大金が入る!ばれるまえに戻れ

 

マリウスは警察署の前でウィンズローにみつかり

逃亡

ジェームスとの約束の時間4時半に電話をかけ

体調が悪いので日程を変更してくれ。と

予想外に快諾するジェームス

しかし電話を切りすぐにマリウスの元へ行こうとしていた。

 

マリウスはすぐさま滞在先と伝えているケイティの家へ向かい

タッチの差でジェームスに嘘がバレずにすんだ。

が、しぶしぶ協力することになったケイティや夫のブレンドンはバチギレw

 

帰宅し、カーリーに部屋を漁られ奪われた金を取り戻す

安心したのもつかの間

免許証をなくしたことに気づく

 

 

【スニーキー・ピート 金庫 シーズン1#2】(Sneaky Pete Safe ) 気まま主婦のネタバレレビュー

スニーキー・ピート

シーズン1 第2話

 

ピート(マリウス)がどのようにしてヴィンスと関わりを持ち、なぜ借金を抱え狙われるようになったかがかかれており、さらにピート一家の内情にどんどん入り込んでいく

 

《※以下ネタバレ解説》

3 年前マリウスの元にエディとエディのボスであるヴィンスがやってくる。そこでヴィンスはマリウスの華麗なカードのイカサマ手さばきを目の当たりにし10万ドルで手を組む

 

シーンは変わり現在

深夜に家を抜け出すピート

向かったのはカロリーナのところ

彼女は昔の詐欺仲間。現在はヴィンスの恋人となっている。

どうやら昔はマリウスといい仲だったようだが彼が逃げてしまったことが原因で生き延びるためヴィンスの恋人となったようだ。

エディの居場所と現在のマリウスの状況を伝えるも彼女はマリウスに協力する気はなさそう。

しかし表情には迷いが見える。

カロリーナ推しメンです♡きれいすぎる♡

初めて見ましたがポーランド生まれの女優さんのよう

 

エディを監視しているリチャードの電話番号を抜群の記憶力で必死で思い出すマリウス

 

次に目指すのはまたもや昔の詐欺仲間ケイティのところ

彼女は娘アマンダと夫ブレンドンと共に幸せに暮らしている彼女もマリウスの元恋人のよう。

彼女に保護観察官へのアリバイ作りを頼む。

反対するも最終的に協力してくれるケイティ

 

そしてケイティは彼女の家にマリウスを尾行する車があることを見つける

それはオードリーがピート(マリウス)を疑ってよこしたものだった

 

ピートはそれを逆手にケイティに協力してもらい不倫をしていると思い込ませる。

 

再び3年前に戻り

マリウスとヴィンスがイカサマ師をカモにしたカジノを始めようと企てる

 

そしてまた現在

事務所の金庫の中身が気になるピート

金が入っていれば…

そう思うもジュリアが言うには担保品などだけということ

 

なんとか金を得たいピートは前回捕まったパーシコフが保釈されるように仕向けそれがうまくいけば報酬の10%が欲しいと提案する。

 

そこでパーシコフの弁護人に会いに行くが

弁護士ランスはジュリアの元夫であった。

ランスに貸しがあるジュリアは保釈の方向に持っていくようランスに詰め寄る

 

見事作戦が成功したと思われたがパーシコフは弁護士をクビにし保釈立替を別の業者に乗り換えた。

 

結果オードリーに一連の問題がバレてしまい

彼女の手腕に頼らざるを得なくなった。

パーシコフの母に話をつけて半ば脅しで契約を戻させる

オードリーのやり手具合がここで垣間見えます

 

再び3年前

マリウスとヴィンスがはめようとしていたイカサマ師 チャーリー。

実はマリウスの仲間だった。

マリウスとエディはハナからヴィンスをハメて金を奪うつもりだった

しかしヴィンスは気づいていた。エディを脅し居場所をつきとめマリウス達のアジトに乗り込む

まずチャーリーが殺される

切羽詰まったマリウスはヴィンスのお付きのウィンズロー(実は警察官)の目を撃ち逃げ

銀行強盗をし警察に捕まる。

それでウィンズローが目の敵にして追いかけているのね

そしてマリウス・エディ・カロリーナたちのビビり具合が半端ない。

そんなにビビるならなんでもってこんな大物騙そうとしたんだか…w

 

これがマリウスがヴィンスに追われる真相であった。

 

時は再び現在となり

問題は解決したもののジュリアはピートに

帰ってくると知っていたら止めたという。

一家はあなたの思い出の家とは変わってしまった。

ろくでもない家族だと。

 

ピートはマージョリーに電話をし一家はイカれてる

別の手段をと話すがエディの指が切断される猶予まで6日

このままだと”ターク”は実行できないとマージョリーは言う

 

電話を切って倉庫から出るとカーリーがまちぶせている

金庫には15万ドルの金が入ってると私は聞いた。と

笑いあう二人

 

あーカーリーがいろいろとめんどくさいことを起こしそうな・・・

予感・・・。

あとタークってなに。

まじで。

 

あと保釈金立替業の仕組みがイマイチちゃんと呑み込めてないですw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【スニーキー・ピート 偽りの始まり シーズン1#1】(Sneaky Pete PILOT ) 気まま主婦のネタバレレビュー

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スニーキー・ピート

 

抜群の記憶力を持つ詐欺師マリウスが追われている極悪ギャングから逃れるため同じ刑務所で囚人仲間だったピートになりすましたことから自身の問題に加えてピートの家族の問題にも巻き込まれる。

 

という物語です。

 

極悪ギャング役のヴィンスはあのブレイキング・バッドのウォルター役の俳優さんです。キャラが違いすぎてわからんかったよ( ゚Д゚)

 

第1話は詐欺師マリウスがピートになりすましピートの疎遠になっていた家族の中に入り込む過程

 

《※以下ネタバレあらすじ》

最初の舞台は刑務所。詐欺師のマリウスは今日もまた同じ囚人仲間のピートの懐かしい家族の思い出話を聞かされる。

 

そんな生活もあと2日

 

やっと外の世界に出られる

弟エディに電話をしていると

「兄さん…戻ってこないほうがいい」

極悪ギャング ヴィンスへの借金10万ドルは少しずつ返していたはずが利息を含めて10万ドル残ってる。返さないとこのままでは殺される。逃げろ。

と。

 

マリウスが考えついた策は…

 

出所日。

停留所の手前でなんとか看守を言いくるめ降ろしてもらいなんとか追ってから逃げ切る

途中バーで華麗な技術で客の財布を盗み、万引きをしながら

目指した先は

ある一軒家だった。

それはピートが刑務所で持っていた家族の思い出の家の写真と同じだった。

 

ピートは12歳から20年家族と疎遠であった

祖母のオードリー、祖父のオットーが出迎えてくれた。

その後の食事会で従姉妹のジュリア、その子供ジェイコブ、ジュリアの妹カーリー、弟のテイラーが揃った

ジュリアらの両親は12年前交通事故で亡くなったという。

20年たってたと言ってもわからんものかね…ww

オードリーはあのジ・アメリカンズのクラウディアじゃないの

グッドワイフではイーライのライバル的存在としても出演してましたね

 

ボンド (証券) を取り扱う裕福な家庭でヴィンスへの借金の金をどうにか工面しようとお思っていたのに実はこの一家は

 ベイルボンド(保釈金立替業)を営む一家であることがわかった。

だいたい家の様子で裕福かそうでないかわかりそうなもんだけどねww

 

慌てて2、3日ですぐに帰らなければいけないと取り繕おうとするが20年ぶりに会ったのにお前が必要だと言われる。

おまけにテイラーは警察官だった。

カーリーは万引き癖のある難のある娘のように見える。

なかなかやっかいそうな家族だ

 

弟のエディにすぐさま電話し、金は工面できそうにないからヴィンスと話すと伝える

 

しかしエディはヴィンスの仲間と共にいた。

裏切られたと思ったマリウスは

その後、昔の詐欺仲間と再会し偽のIDを作る。

同じく詐欺仲間であるマージョリーとも公園で再会し

何かの確認をしていた

「“ターク”を成功させる機会はそうそうないわ。」

と話す女性

“ターク”とはなんなのか

ていうかこの女性も ジ・アメリカンズ出てたあのかわいそうな騙されるマーサじゃないの!

 

決意を新たにマリウス改めピートはオードリーに家業を手伝うと伝える。

 

家業を手伝っているジュリアと共に保釈金を払っているが裁判に出廷していない逃亡者を探しに行く。

 

記憶力に加え鋭い観察力、そして華麗な盗みのテクニックを使って逃亡者の家からPCを盗み出し、嘘を付いている逃亡者の母親を見破り逃亡者をついに見つける

 

そしてついに逃亡者エイブラハムパーシコフを発見する。

ピートはそいつを知っていた。

ヴィンスの仲間であった。

脱税だけではなく何人も殺している悪党だ

保釈金より命を優先しろとジュリアを説得するピートだがジュリアは支払った保釈金を取り戻せないと家業がついにおしまいになると納得しない。

 

ジュリアは警察官のテイラーの元へいき

カードの使用履歴を確認2時間後に航空券を購入した履歴を確認しすぐさま空港へ

 

しかし航空券を買って高飛びすると見せかけて彼は母親が表彰されるパーティーに出席する予定だった。

 

まんまとパーティーに出席しパーシコフに接触するも逆にパーシコフに人質として脅されるジュリアだが

どうにかこうにかパーシコフは捕らえられたこと無きを得る。

 

家族の夕食会ではジュリアは祖母と祖父には今日の事件のことは話さず何事もなかったと告げる

和気あいあいとした食卓

 

ピートはふと自分の子供時代を思い出す。

弟と2人レンジで温めた食事をソファで頬張るテーブルにはタバコを吸い無関心な様子の母親。

 

その夜鶏舎でエディに電話しどういうことだと詰め寄るマリウス。答えようとするエディの電話を取り上げ話したのはヴィンスだ。

金を返さないとエディの指を切り落とす

と脅す 

猶予は7日間

 

電話を切ると祖母が現れ鶏舎の卵を取りに来たと。夜に取りにこないとキツネに取られちゃうの。

勝手に家に来て人のものを奪いにくる。許せないでしょ?

と。見つめるピート。

気まま主婦のネタバレレビュー【シックスフィートアンダー S1#1秘密】(SIX FEET UNDER PILOT )

〘※ネタバれです〙

葬儀社を経営するフィッシャーアンドサンズ

 

時はクリスマスイブ

主であるナサニエル・フィッシャーが新車の霊柩車を運転している

長男ネイトを空港に迎えに行くためだ

妻ルースと電話を切ったあと電話越しでとがめられたタバコの火をもう一度つけようとしたその瞬間バスが霊柩車に激突する

 

同じころフィッシャー家の次男デイビッドは母ルースとともに葬儀の仕事のため自宅にいた

妻ルースは精神的な不安定さが気にかかる

それを気遣いながらも彼は仕事へ向かう

そんな中長女クレアから電話が

今日は家族の夕食会は少し遅れそうデイビッドはそれをとがめるが

クレアは聞く耳をもたない

派手なグリーンの霊柩車を運転しながら

そのままドラッグ三昧の友人の元へ

 

またまた同じころ空港ではイブを過ごすために帰省した長男ネイトが飛行機で出会った女性と用務室で…

 

家族のキャラクター概要がだいたい見えたところで

ナサニエルの死が家族に知らされる

 

葬儀の仕事があるデイビッド以外は死体安置所へ集合

 

長男ネイトが死体の確認に向かう

確認を促す職員が突如父になり息子に語り掛ける

家を飛び出した息子がやっと戻ってきたぜ

うまく逃げられたと思ったか?

誰も逃げられないさ。

と皮肉る

 

帰宅した3人

デイビッドは自宅で待機していたが

死体をなぜ死体をもって帰ってこなかったかとがめる

本当はやりたくなかった葬儀社を兄ネイトが出て行ったことで仕事を継ぐ羽目になり

シアトルで自由気ままに食品会社で働く兄にはそんな手順さえわからない

だろうと遠回しに兄を責める

 

デイビッドは死体を持ち帰り

フィッシャー&サンズで共に働くフェデリコとともに

父の遺体を処置する

 

そんな中デイビッドに電話が

相手は男性・・・

どうやらデイビッドはこの男性と付き合っているよう

 

クリスマス当日

父の遺体修復作業中に後ろから現れる父

オイオイオイ デイビッド…

お前がやるのか?フェデリコにやらせたらどうだ?

お前はお得意のデスクワークでもしてたらどうだ?

お前には造形の才能はない。

 

父さん、少しは僕に感謝するべきだ…

僕はみんなが遊んでるときに修復の学校にまで通ったんだ

くそ野郎

 

とデイビッドが独り言を言ってるところに登場するフェデリコ

 

そんなこんなで葬儀の日

 

家族全員がそれぞれの悲しみの中にいながらも

デイビッドは彼氏が登場したり

その彼氏にちょっとときめくクレアがいたり

 

同じころにネイトに電話をする空港での行きずりの女性ブレンダ

彼女の後ろにはうつ病だと言っていたどう見ても精神やんでそうな弟の姿

 

埋葬の時間

ネイトは葬式なんてうんざりだ。実の父親なのにビジネスしやがって

葬儀社だからってなぜ冷静でいないといけない!くそが!と怒る

ルースは泣き崩れながらナサニエルの棺に砂をぶつける

霊柩車の上にアロハシャツで座っている父の姿を見るクレア

神父がアーメンという

父が笑みを浮かべ手をたたきながら「アーーーーめーーーん!!!

という姿に笑みを浮かべるクレア

 

ネイトとデイビッドは口論している

嫌々継いだ仕事だとはいえ家業の仕事にプライドをもっているデイビッド

自分の人生の不満を人のせいにするなと言い返すネイト

 

クレアはタバコを吸いながら南国感満載で墓場でくつろぐ父と

談笑している

 

墓場でうなだれるネイトの元にブレンダが現れる

今度デートしない?

デイビッドは彼氏のキースの元へ駆け込む

 

次の朝 ルースはネイトにもう少しいてほしいと頼む

承諾するネイト

 

ランニング中のネイトは通りゆくバスの中に父の姿を見る

手を振ってバスは走り去る

 

 

 

〘気まま主婦の考察〙

物語の進め方がとてもキレイ

簡潔に短い時間で各キャラクターがどんな性格でどんな状態なのかというのがすぐにわかる

最初の美しい霊柩車のCMからの入り方

ん?

と感じたところから急に父が死ぬというシリアスな展開に

えぇ…

と感じていたところに父の死を知って葬儀中に絶叫するデイビッド(の妄想)で

クスっ笑

と笑ってしまう

そのあと話しかけてくる高音でしゃべり続ける女性にはリアル絶叫しててさらにクスっとしてしまう

(けどデイビッドが本当は葬儀社の仕事をしたくなかったということがここでわかる)

そしてまた父の死というシリアスな展開が戻ってきたかと思ったら

また急に死体修復用クリームのCMが始まったり

父がデイビッドやネイトの前に登場したり

悲しむ場を与えない笑

疑問をもたせシリアスの気持ちにさせてからのクスっと笑わせ

父が死んで葬儀をするというそれだけのいくらでもつまらなくできる工程の中に

つまらなくさせるすきを与えない

 

サスペンスやミステリーによくある

なんじゃこりゃーーーーーー!!!はよ2話見なぁあああ!!

とはならないのに早く次が見たくなる

 

次はどんなユーモアを織り交ぜた展開をみせてくれるの?

と思っちゃう

やっぱり素晴らしい

 

 

 

 

気まま主婦のネタばれレビュー【ブラックミラー 1500万メリット S1#2】(BLACK MIRROR Fifteen Million Merits)

ブラックミラー シーズン1 第2話は

1500万メリット

 

第2話はTHE ブラックミラー な近未来的な

背景の物語になります。

 

こちらの主演俳優ダニエル・カルーヤ

は全米でも話題となった映画〘ゲットアウト〙の主演俳優さんです。

ゲットアウトは

黒人と白人の根深い差別社会を物語の中に無数にちりばめられた伏線とともに

痛烈に表現している映画です。不気味さがはらはらするめちゃくちゃ面白い作品で

大量の伏線を回収したいがために何回もみてしまう病みつき映画です。

 

さて、そんな1500万メリット

舞台は主人公ビングが寝起きしている液晶画面に囲まれた近未来的な無機質な

部屋からはじまります。

朝日が昇るアニメーションとともに部屋が明るくなり起床するビング

歯を磨くのは液晶画面にタッチし手をこまねくと歯磨き粉が自動で出る

と同時に支払う”メリット”

音楽を聴くのも壁の液晶をタッチ

途中で強制的にかかる爆音のCMは”メリット”支払い終了

 

同じ服を着て、部屋と同じ無機質なエレベーターにのり

向かうのはサイクルマシーンのあるジムのような場所

主人公をはじめその場にいる人間は全員ひたすらこぎ続ける

”メリット”を支払い見たいTV番組を見ながらひたすらこぐ

 

昼食は”メリット”で支払い自動販売機から購入

 

どうやら主人公の生きるこの世界はメリットを支払い自転車をこぐことでメリットをためるそんな世界。

主人公はそんな日々のなか無気力に暮らしている。

 

そんなある日主人公はある女性に出会う。

彼女はアビ

トイレで彼女の素晴らしい歌声を聞いたビングはその歌声に魅了される

彼の中で何かが変わった。

無機質な世界で無気力に生きていた彼は彼女と話すきっかけを

作り距離を縮めていく

そして彼女にある提案をする

“ホットショット”への出演だ。

 

ホットショットはオーディション番組の勝者は

メリットを貯める労働の生活から解放され成功を約束される

しかし出場には1200万という莫大なメリットが必要となる。

アビにはそんな大金はなくビングの提案を鼻で笑うが

ビングには死んだ兄から受け取った莫大なメリットがあった

 

作られた世界で作られた”偽物”に囲まれ

生きる喜びも感じず無気力に生きていたビングにとって

彼女の歌は初めての”本物”だった

 

そしてオーディション番組に出演することになったアビ

出演直前に飲み物を飲むように手渡されたアビ、それを受け取り

ステージ袖で見守るビング

 

彼女の美声は観客、審査員を魅了した。

だがしかし・・・

 

〘※以下ネタバレ含む〙

審査員は彼女に歌手ではなくアダルト番組への出演をオファーしたのだ

直前に飲まされた飲み物と大観衆の前で判断能力が低下している

アビはそのオファーを承諾してしまう

必死で止めようとするビングも退場させられてしまう

 

そして彼女はアダルト番組に出演するようになった。

部屋で毎日のように流れるアビが出演するアダルト番組のCM

強制終了するメリットさえも残っていないビング

ビングの心は徐々に壊れていく

 

ある日、彼は大きな決断をする。

 

早朝、朝一番に自転車をこぎ続け

歯磨き粉は最低容量だけを使い

食べ物は他人の食べ残しをむさぼり

爆音のアダルトCMを強制終了することもやめ

ただひたすら自転車をこぎ続ける。

ただひたすらメリットをためる

 

そして暇があれば自室でダンスの練習をする

 

そう、1500万メリット(アビの時より値上がりしていた)

をためてホットショットに出演するためだ

 

そんな日々の苦労が叶い1500万メリットをためたビング

念願の出演を果たし

アビが飲んで意識を朦朧とさせたあの飲み物は

アビからあの日受け取った空箱で飲まずにすりぬけた

 

そうしてガラスのかけらを自らの喉にあて

自らの思いを吐き出す

 

お前ら審査員は俺たちを生きた人間ではなくただの消耗品としてみている

お前たちが与えるものも俺たちが受け取るのも偽物だけ

本物だと思えるものは人を蔑むことだけ

自己表現することも美しい本物を見ることもかなわない

すべて偽物

そんな中で唯一見つけた”本物”を俺から奪った

このくそ野郎

 

口を開いた審査員が発した言葉は

 

称賛の言葉

 

この世界は確かに本物に飢えている

僕の番組に出演しないか

 

いいコンセプトだ

 

そして主人公は労働の世界から抜け出し

あのガラスの破片を喉に突き刺しながらジョーク交じりに

語り掛ける番組をもつ

 

豪華な部屋で広い窓から見える大森林、鳥のはばたき

を眺めるのだった。

 

〘考察 気まま主婦の勝手な感想〙

ビングのホットショットでの訴えは正にメリットを貯めるこの世界の話ではなく

現在の世界に生きる私たちなのではないか。

人間が作った物、作られた情報、人間が作った社会の中で動かされる私たち

日々の楽しみはそんな作られた社会の中でお金を稼ぎ、ほしいものを買い

自らの欲求を満たすこと。

人を蔑むこと、ねたむこと、もしくは無関心でいること

そんなことだけが唯一リアルに人間くささを出せる場であり

本当の人間の美しさ、温かさ、そういうものを出せているだろうか

自然の美しさ、この世界の美しさ、そういうものを感じれているだろうか

偽物の中で必死にもがくことだけが生きがいになっていないだろうか

そんなことを感じました。

 

いいコンセプトだ。

という審査員

ビングの本物の、心からの叫びでさえこうしてまた作られたものになっていく

 

最後のビングの生活する部屋で置かれていた木製のペンギンの置物

メリットを貯める世界でビングが紙でペンギンを折ってアビにプレゼントするんだけど

その世界から抜け出し折り紙が木製のペンギンに代わっていたわけだけど

それさえも結局偽物なんだよね。

 

最後に窓の外に見える大森林。

ビングが眺める後ろ姿でエンディングとなるんだけど

彼には果たしてそれは”本物”だったのか”偽物”だったのか

答えは簡単だけど

グサっと刺さる。そんな作品でした。